結婚相談所物語

しぶしぶの息子と不承不承の娘 前編

親にとって子供の心配事は尽きることがありません。


大人になったらなったでその時々に


ちゃんと気にかかることはあるものです。


特に母親は大変です。


よくもこれだけ気遣うことがあるな


と思うのですけど


途切れず出てくるのですから仕方がありません。


ましてや結婚となると気にならない親はまずいません。


だけどその心配事にどう向き合うかよって


結果が変わることもあるからご用心。


心配だからといってあまり細かく口出しすると


大概子供の悲劇につながります...


と教訓めいたことはこれぐらいにして


今日は母親の心配が功を奏したお話です。




その母親は心に決めていました。


男性も30歳。


家庭を持つならそれぐらいに決着をつけるべし、と。


サラリーマンなら尚更。


放っておいてくれというなら


さっさと相手を見つけて来なさい。


見つけもしないでそのことだけは構うなというのは


単なる我が儘だ。


そこで親元離れている息子の為に結婚相談所に入会しました。


次回の話を読む


マリッジ・コンサルタント 山名 友子