結婚相談所物語

私のときめき~PART2

元来私はのんびり屋である。


だから面倒だからと敬遠される着物を着て外出するのが好きだ。


着る時のゆったりした時間がいい。


そして急かされるのは苦手。


だけど気をつけなければ優柔不断とも受け取られる。


実際、客観的に見ればやっぱり優柔不断なのかもしれないけれど。


結婚相談所は単なる遊び相手を紹介するところではない。


それは分かっている。


だけど、では彼とは今後どうする?と聞かれて返答に詰まる。


一緒にいて楽しくて、楽なこと以外、


何を求めるのかしら?と尋ねられて益々絶句する。


確かにその通り...なのだけど。


待ちくたびれたアドバイザーが、


あまりおすすめできないことだけど...、


と心細げに言った。


他の方にも会ってみますか?


それでも彼の方がいいと思えば決められるでしょう?と提案してくれた。


だけどそれも違う。


物色したい気持ちでもない。


そう、当たり前のことだけど、


結婚を決める経験をしたことがないから、


今直面している状況に狼狽えて


自分の気持ちがよくわからないのだ。




そんなことで彼にもアドバイザーにも


随分大目に見てもらった。


しかしいよいよ出会いから一年近くという頃、


一年経っても決められなかったらもうお断りしましょうね、


とアドバイザーにやんわり引導を渡された。


どうしようと思い悩んでいる頃、


友人にまた呼び出された。


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大阪(事務局) マリッジコンサルタント 山名