結婚相談所物語

母の想い~PART1

僕がどうしていようと世の中は回る。


大げさかもしれないけどホントそんな感じ。


親父はとても立派。


なにせ4人もの子供を養って


名門大学にも通わせてそれなりの家に嫁がせた。


そして3階建ての立派な家も建てた。


お袋は偉そうにする親父にしっかり仕えて、


それでいて実は手のひらで転がしている古風なタイプ。


世話好き。


姉貴3人もそれぞれ僕のことになると喧しい。


だから僕は自然と彼女らの世話の対象になり、


特にそれを疎むこともなく受け入れている。


だからソファーに寝転がってポテチを食べながら


スポーツ新聞でも読んでいれば、


色々なことは大概事なく済んでいく。


そんな僕のことを、だらしないと言いたげに見る親父の


厳しい視線がチクチクと痛いけれど。


そんなある日、お袋が倒れた。


余命もわずかという診断。


嘘だろうと思っていたけどお袋も察したのだろう、


急に嫁をもらえとしつこく迫り出した。


次回の話を読む


大阪(事務局) マリッジコンサルタント 山名