拝啓、初春とはいえ厳しい寒さが続いております。

○○さん　お変わりはございませんか？

私どもおかげさまで変わりなく過ごしております。

エムロードの退会から1ヶ月半が経過しました。

この度は大変お世話になり心から感謝致しております。

本来ならばご挨拶にお伺いしなくてはならないところなのですが、

書面にて恐縮ですが、二人で話し合った結果、

3月3日に入籍、

6月24日に挙式をすることになりましたので、

取り急ぎご報告申し上げます。

彼と出会ってもうすぐ半年になります。

○○さんには本当にお世話になり、

あの時背中を押して頂かなかったら

きっとここまで話しも進んでいないと思っております。

私の憧れていたジューンブライドになり、

喜びもひとしおです。

まだ、職場の上司には話しておりませんが、

近々退職の件も含めタイミングを計り報告する予定です。

友達・元上司や先輩に結婚の報告をすると、

祝福され照れくささもありますが

その都度、祝福される喜びを感じています。

母や妹が特に喜んで自分のことのように

色々と張り切っている状況に戸惑いもありますが、

きっとそれだけ心配をかけていたのかな・・・

ほんの少しだけ親孝行ができて良かったと思っています。

今まで恵まれた環境で育ち、

甘やかされていた分これからの生活に戸惑いもありますが

二人で話し合い乗り越えていけたらと思っています。

また、落ち着いたら一度ご挨拶に伺う予定です。

厳寒の折、お風邪など召されませんようご自愛下さい。

スタッフの皆様にもどうぞ宜しくお伝え下さいませ。

まずは、書面にて　御礼まで・・・。

29年1月吉日

敬具

彼女が初めてお越しになりお話し伺った時、

「友人の結婚式で出会った人と1年間グループ交際のあと3ヶ月付き合って別れました。

職場でも出会いはなく母や妹が心配して・・・。」

医療関係の資格を持つ彼女は、

真面目で控えめな、優しい印象の女性でした。

後日、お母様とご一緒にお越しになり

ご準備すすめさせて頂くことになりました。

お母様がそっと

「恋愛経験はほとんどないと思います。いろいろ教えてやって下さい。」

彼女に内緒でお伝え頂いた言葉には、

娘を思う愛情が伝わって参りました。

間もなくご紹介が始まりました。

お一人目

・暑い中　スーツできちんとされている印象をうけました。

初回の時にお仕事の不満を話された。

上手く言えないですが、

何かあれば卒直に発言される方なのかなと思いました。

お二人目

・ハキハキしゃべる関西人だなって感じの方でした。

でも話しが膨らまなかった気がします。

3人目

・マイペースな印象はありますが、いい人そうです。

お住まいの場所が気になりますが、

お友達にはなれそうです。

4人目

・2時間ほどお茶をご一緒しました。

車で来られているのに電車の駅まで送って頂き

良い方と思いました。お話しもしやすかったです。

5人目

・ランチ・博物館へ行き4時間くらい過ごしました。

めずらしい展示物を見て楽しかったです。

ちょっと煙草の匂いが気になって・・・

相手の方に好意があれば気にならないかも知れませんが、

まだそこまで気持ちがいっておらず、

出来れば喫煙のない方がいいなと思いました。

6人目

「直感でピンとこないのが正直なところです。

わがままばかり言ってすみません。」

ご自身も一度だけではよくわからないですし、

何度か会ってみます・・と丁寧に向き合って頂くのですが、

お仕事柄でしょうか・・

どうしてもお相手を分析してしまわれる傾向が見受けられました。

ご紹介から交際に進まれてもいつも冷静なご報告。

「皆さんどうやって決められるのでしょう」

やっぱり静かにご質問・・。

恋愛経験がない人は、現実と理想がないまぜになり

とかくもったいないご縁をやり過ごしてしまいがちなのです。

そして7人目・・2歳年上・大学院卒・176㎝・穏やかな優しい人柄の青年でした。

何度目かのデートのあと

彼女より報告がありました。

「昨日、夕食をご一緒しました。

このままお付き合いをしていきたいと言われましたが、

周りがうるさくて部分的にしか聞こえず、

本来ならそんなこと言われると嬉しかったりするのでしょうが、

わかりました。と返答し帰宅しました。

言い訳かも知れませんが、

この2ヶ月残業ばっかりで疲れていたので、心に余裕がなかったです。

すみません。勇気がいる発言ですよね。

これまで2回プレゼントを頂きました。

1回目の時は品物より選んでくれたという気持ちが嬉しかったです。」

でも今度はいつもと違う！！

まずはデートの回数・・もう10回近くなる。

はじめての出来事。

ご報告に彼女の感情やお相手に対する気遣いが伺える。

ここは彼女の心の目をしっかり見つめ、

ご自身の気持ちに気付いてもらいたい。

そこでお母様にお尋ねしてみました。

ご家族にはどのようなご報告をされていらっしゃるのかと。

お母様も同意見でした。

「まだ、本人は気づいていないかもしれませんがいつもとは様子が違います。

娘には勿体ないくらいのいい青年です。ぜひ押してやって下さい。」

ご縁を進めるには、

裏方としてお母様の協力は何よりも強い味方なのです。

「好きになってもらう、大切にされる・・

こんな幸せなことってないのですよね。」

人それぞれ愛の表現も幸せの価値観も異なるもの。

彼とだったら大丈夫という手ごたえに

将来をかける決心ができたように感じました。

それから・・・2ヶ月

「今日　婚約指輪を一緒に見に行き買って頂きました。

私が思っていたよりだいぶ高価なもので恐縮しております。」

決心がついたあとの彼女の彼に対する心配りや

親御様へのお気遣いは先方様よりお礼のご連絡が入ったほどでございました。

エムロード様

長い間お世話になりました。

初めてお会いした時から、

僕のことを良く理解して頂き、安心してお任せできました。

時にはわがままを言ったりしてご迷惑をおかけしましたが、

どんな時でも真っ直ぐに向き合い、

たくさんのアドバイスをして頂き、有難うございました。

エムロードでお世話になった期間は、

僕の人生の中で短いものですが、一生忘れられない貴重な経験となりました。

これから先、色々なことがあると思いますが、

この経験を生かして頑張っていきます。

素敵な彼女を紹介して頂き、心から感謝でいっぱいです。

本当に有難うございました。

分析は分析として、

交際を続けないと男と女は理解できないことも

多くあるということを学んだのでしょうか？

分析好きの彼女も、彼の前ではその必要がようやくなくなったようです。

分析もほどほどに、六月の花嫁さん！いつまでもお幸せに。

※神戸オフィスアドバイザー　寺内