幸せな格差カップル 後編
しかしこの2人の場合、彼女が彼を放しませんでした。
彼は彼女の好みにぴったりとはまったのです。彼の顔も好き、そして何より人間が好き。
彼は自分の仕事に誇りをもっているし、デートの際は決して彼女に負担をかけず、誠意の限り楽しませてくれるのです。
女性の親としては、収入が娘よりも半分以下の男性との結婚は、気になるところだったかもしれません。 ですが彼女のお母さんは「好きな人が出来て良かったね」と喜んでくれたそうです。
なんといっても彼女が彼という人間にぞっこんなのですから、収入の差なんて彼女には何の問題にもならないのです。
むしろ2人の収入を合わせると家庭としては人並み以上になるのですから、余裕のある結婚生活が送れます。
仕事柄夜勤もある彼ですが、彼女は、夜勤の日は思う存分残業が出来ます、と笑っていました。
お互いの通勤を考えて、新居は中間地である彼女の実家の近くを考えているそうです。
子供が出来たときに彼女が仕事を続けられるようにと、それも2人で出した結論でした。
しかも彼女は新居の購入まで考えているようです。
これについては彼ももはや彼女にお任せ。
女性の中には自分より収入が上であることを相手に望む方がいますが、収入だけの価値判断で、長い結婚生活を共にする相手を見つけられるのでしょうか?
このカップルのように、幸せを掴むのに収入の差なんか関係なし、愛された方が実権者というのであれば、愛情に満ちた力関係ですから、いつまでもお互いに均衡を保てることでしょうね。

